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帰ってきたおばあさん








■ 神田さち子語り芝居 六本木・俳優座公演 ■
『 帰ってきたおばあさん』

□ 日時:

2013年10月28日(月)
昼の部:14:00(開場13:30)
夜の部:18:30(開場18:00)

□ 会場: 六本木・俳優座劇場【全席自由】
住所:東京都港区六本木4-9-2 Tel:03-3470-2880
地下鉄大江戸線「六本木駅」6出口すぐ、東京メトロ日比谷駅「六本木駅」4a出口 徒歩1分
» 地図はこちら
□ 料金: 前売 ¥3,500(全席自由・税込)
当日 ¥4,000(全席自由・税込)
チケットお申し込みは下記メールアドレスまで
» sachiko1189@gmail.com
□ 主催: 神田さち子ひとり芝居観劇実行委員会
Tel&Fax:042-480-9369 
E-mail: sachiko1189@gmail.com
□ 後援: 日本中国文化交流協会/日本中国友好協会東京都連合会/NPO法人中国帰国者・日中友好の会

あらすじ

開拓団として夫と共に旧満州に渡った二十歳の鈴木春代。
敗戦で逃避行する中、足手まといになると強制されて我が子を手にかけ、果ては夫にも見捨てられる。生きるために中国人と再婚し、文化大革命の迫害の嵐をもくぐり抜けて、60年の歳月を経てようやく故郷鹿児島に帰ってきた彼女は、自分を捨てた前夫に会おうとするのだが・・・

プロフィール

●主演:神田さち子
朝倉高校・西南学院大学卒業。「神田さち子語りの会」を主宰。「車いすの語り部」との二人三脚の歩みは有名。その体験記が文部大臣賞受賞(1982年)。1996年から取り組んでいるライフワークひとり芝居『帰ってきたおばあさん』(平成12年第55回文化庁芸術祭参加作品)は国内外で絶賛上演中。本公演で181回目。2012年5月、3回目の訪中で日中友好提携40周年記念講演として大連〜北京公演を成功裏に終え、民間交流の“架け橋”としてたゆみない歩みを継続中。1997年アメリカのジャパンフェスティバル、名古屋御園座、映画『ユリイカ』、NHKラジオ『日曜訪問』に出演。
著書に『あなたに伝えたくて』『心のはらっぱー語り愛つむぐ』『奈良の伝説』『奈良のむかし話』他。

●原作:良永勢伊子
1931年福岡県生まれ。福岡外事専門学校(現福岡大学)卒業。1986年『赤い夕陽の大地で』が読売女性ヒューマンドキュメンタリー大賞にて優秀賞。日本テレビより放送される。主な著書に『忘れられた人びと─中国残留婦人たちの苦闘の歳月』、『哥哥を訪ねて』『中国1985年夏』他。

●演出・上演台本:杉山義法
1932年新潟県生まれ。日本大学芸術学部出身。NHK『天と地と』『赤ひげ』『春の坂道』『宮本武蔵』『妻たちの二.二六事件』『風見鶏』『夏の光に……』(モンテカルロ国際テレビ脚本賞受賞)。日本テレビ『忠臣蔵』(テレビ大賞特別賞85)。『白虎隊』(同優秀作品賞86)『田原坂』(ATP優秀作品賞87) 他。演劇制作者集団ドラマバンク主宰

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2013年10月28日(月)
六本木・俳優座劇場【全席自由】
昼の部:14:00(開場13:30)
夜の部:18:30(開場18:00)

続々と届く、感動と賞賛の声・・・

「帰って来たおばあさん」は、
何年も前から日本中のあちこちで
人々を感動させてきた、
実話をもとに作られたお芝居なんだ。
終戦後重なる不運で中国から
帰国することができなかった、
残留婦人の波瀾万丈の半生を描いている。
僕もまたおばあさんに
会いに行こうと思っているんだ。
   ーーー ちばてつや氏(漫画家)

中国公演での感想

何度も涙を流しながら鑑賞しました。日本で帰国者の三世の学習支援をしたこともあるけど今回のような形でひとりのおばあさんの話を聞くのは初めてです。役者さんの演技・表現力はとても素晴らしいです。ここで「演技」という言葉を使うのは失礼だと思うくらい真実の世界に導いてくれました。改めて平和の大切さに気付かされました。(30代・女性 北京在住)
迫力ある芝居でした。戦争の悲惨さ、平和の大切さ、日中友好の大切さがよく表現されていたと思います。お願いとして今日本の政治がまた昔のように間違った危険な方へ向かっている状況への警告を暗示的にも表現することを付け加えていただきたい。(60代・男性 北京在)
1人1人に歴史があることを感じました。不思議なまでに「生きることの強さ」も感じました。時代は変わっても、人間はそれほど変わらない。日常忘れていることを思い出したような気がします。(30代・女性 北京在住)

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