2004/05/17 (月)

出会い

終日”花冷え”するなか、14日の余韻をかみしめるように礼状をしたためたり、出来上がった写真の整理をしました。

西東京市の西方の空が薄茜色に染まり始めた頃から 楽屋、舞台裏、受付と一気に慌ただしくなりました。舞台監督のTシャツはもう朝からの仕込などで汗びっしょり。

受付が何となく賑やかです。ソッと覗くと早めにお見えになった漫画家の「ちばてつや氏」のサインが始っていました。
お近くとはいえ超多忙な売れっ子芸術家、よくぞご来場くださったと感慨もひとしお。先生は奉天(中国東北部)で幼少期を過ごされコロ島から引き揚げられたとか。

定刻7時に開演。緞帳がなかったので演出を変えたりするところがありましたが無事終了。でもチョットした音響のトラブルなど起き 今回も舞台は「生き物」そして私の持論「毎回初演」を実感したものです。

砂山での汗の滴りの舞台・・・その積み重ねがどんなに大変か、よくわかったとFAXで感想をいただきました。世代の違う若者達へ繋げていく事のはるか遠い道のり〜〜足をとられながらの砂山なんでしょうね。

柔和な笑顔のちば先生、中国服を着て昂揚しながらも最後まで見事に取り仕切った裕子さん、そして大勢の観客の方々、今回も私にパワーを持続させていただき感謝します。謝謝々

   (写真は終演後ちばてつや先生と)




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