今朝午前4時ごろ電話のベルです。
知人からの「あなたを世に出して下さった偉大なる脚本家でした」と杉山義法先生(享年72歳)のご逝去を悼むFAXでした。
ご自宅へ駆けつけると、可愛くて仕方がなかったお孫さんの無邪気な「ジッたん(おじいちゃん) ここよ」の声が待っていたのです。私は足が進みませんでした。
どうしてこんな大きなお棺に昼から寝ていらっしゃるのですか
どうして胡蝶蘭がこんなに先生の周りに飾られているのですか
どうしてうっすらと口をあけているのに「イヨッ!」と仰らないのですか・・・・
10月22〜23日の俳優座公演のチラシを持ってお会いしようと思っていた矢先でした。「君の30周年公演だもんな」そんなエールを戴き 先生の大好きなお蕎麦をご一緒に〜〜〜と。
「孫の5歳の誕生日が お葬式になるなんて・・・」と奥様のやるせない言葉。先生 残された者のたまらない悲しみの声が聞こえてますか
杉山義法先生 起きてください・・・・お願いです・・・・・・(広島原爆の日)