2004/11/21 (日)

5年ぶりに

成城学園から直進する通りの銀杏並木が見事です。

20日は成城大学短期大学部の教養実習の授業に参りました。
1・2年全部で400人くらいがかなり瀟洒な(私の時代の母校にはこんなに設備が揃ったホール兼大講義室なんかなかったな)ホールに集まりました。

助手として悠(はるか)さんがつきます。
彼女は5年前は1年生の学生でした。今年の10月専攻科で講演した私を見つけて「神田先生!憶えてくださってますか?私はあのときの企画実行委員でした。」と駆け寄ってくれました。今母校成城の助手として働いています。

”我 放てし矢は ≠ニいうフェローの詩がありますが今私はその心境。学生さんの前で放ってしまった矢が何処へ飛び いずこでへし折れたか〜〜的に当たったか、霧散したかそれは知るよしもありません。

でもこうしてもう1度是非と請われました。彼女はあの時の講演の中味も勿論覚えてくれていました。私はふと 野生のエルザがまた自分の育った場所(心)へ戻ってくるあの話を思い出していました。

本年度の10余人くらいの実行委員の方と別れ際「巣立っていくこの中からまたエルザが太く 大きく 温かくなって戻ってくるのだろうか?〜〜戻ってきておくれ」そんな願いを持ちました。

銀杏並木の傍のティールームで「心地よい紅茶」を飲んで帰宅しました。
         (写真左が悠さん 真ん中は同じ助手のはる美さん)




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