2005/04/25 (月)

春まだ浅き山形へ

20日山形県の高畠「まほらホール」で舞台公演が終了しました
曹洞宗の35回梅花流奉詠大会の中でのプログラムでした。

昨年ハイライトシーンをやらせていただきました。役員同士でどうしても最後まで見ないと落ち着かないし 又檀家さん達と観たいものだ!というご意見だったそうです。

まほらホールは馴染みの所です。最初に訪れたのは亡き杉山義法
先生一門で役者の奥村公延たちと伺いました。広〜〜いホール 大きな楽屋などが忘れられず、演劇ファンが何処からともなく集まってこられるのには正直驚いたものです。

「人口2万6千人」の小さな町で600〜700人を集めるのは至難の業でした・・・菅野尚武ご住職のお言葉がしみじみと響いたのは 行きかう車はあっても人に出会わない現実が証明してくれています。

決して大仰なことはおっしゃらない北国の特有の雰囲気のある菅野ご住職は精一杯のご準備 接待をして下さいました。まさしく
「世を照らし 人をば照らし永劫(とこしえ)に」という法の灯そのままの気がいたしました。

「こんな時=日中間の問題が紛糾した今〜〜だから色々考えさせられました。大変でしょうが頑張ってやり続けて欲しいですね」と帰り際におっしゃったシルバー世代の男性 「゛ヒロシです≠ホりの言葉が楽しくて・・・」と今風の感想を残された女性。

仏縁を戴いた事に感謝して帰京したら ちばてつや先生がご自身のHPのニュース欄に9月の「銀座博品館劇場」公演のことを掲載して下さっていました。公演盛会に重ねての喜びでした。


(写真は雪解けの傍に゛ふきのとう≠ェ・・)


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