2005/06/23 (木)

命 だきしめて

「9月 時間を作ってまた ”神田さんの春代さん”に会いに行きますよ」とおっしゃりながら 何時までも外に立って 私たちを見送って下さった ちば先生。その穏やかな笑顔が忘れられません。 そして先生のラジオ放送を心待ちにしている私です。

3日後 児童文学作家で精力的に執筆 講演活動をなさっている
岸川悦子先生にお目にかかりました。
先生の作品「えっちゃんの戦争」は 2002年アニメ映画化され千葉県柏市での試写会を皮切りに 全国を廻りました。

「何の罪もない子供や母親や弱い人たちが 真っ先に犠牲になるのが戦争」と語る先生の眼はいつしか潤む。当時7歳の えっちゃんは たくさんのお友達を亡くしました。 大の仲良し「たっちん」が 病死してから心に誓いました。「戦争だけはしないで!」と。

「魂のほとばしるようなあなたの語りに出会い 私すっかり人格が変わったよう(笑)・・・。
私は 何か自分で行動を起こしたり 人に舞台とかを 勧めたりする人間ではなかったのよ〜〜それが この舞台を見て じっとしていられなくなったの。心を揺さぶる感動が 人を 国を 地球を変えると信じているのよ」

梅雨のジトジト感は 一気に晴れ 私のパワーは全開!!
岸川先生 互いに ”命 だきしめて=i先生の著書”一度もだかれなかった人間の話≠ノ書かれたサインの言葉)生きていきましょう。
  (写真は 岸川悦子先生)







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