2005/07/04 (月)

凛 くんへ

そうか・・・君は上原 凛(12)くんというんだね。
凛くんの 沖縄慰霊の日ーー60年式典で「平和の詩」の朗読を聴いたとき 体全体が熱くなり 私は涙を拭きながら TVの前で拍手を送り続けていたよ。

「イヤだと思うことは はっきりNOということ」「今僕にできること 毎日を大切に生きること 人の痛みを感じること 平和な今に感謝すること」・・・・
一つ一つはっきりと 心を込めて大きな声で朗読=語った君は”けなげ”だった。きっと 先生の指導を受けたり ご両親の前で稽古をしたりのシンドイ日もあったろうね。

真っ白なシャツ 半ズボン ズック(当世流スニーカーではなかった)姿の凛くんは 心から精一杯の力で 私たちに語って訴えてくれた。 ホッとして 席に戻る時の君に 皆が笑顔で迎えてくれた。 沖縄の熱い想いの風が 幾たびも流れた。

私は夕方から深大寺へ散歩に出ました。野川では 昼間の暑さを逃れるように 子供たちが川遊びに興じています。

「アッ! 凛くん達の仲間が そこにいる。平和で川魚と戯れている 穏やかな時間よ 永遠に」ーーー(6.23 記す)




「さちこち」バックナンバー目次へ戻る