2005/09/29 (木)

魔性の池 −(2)ー

あれっ 何の(2)なの? とどうか仰ってくださいますな。又彼女の「ヤル気なし病」再発か 或いは7月の地震騒動で 沈没したままか・・・なんて勝手に思いをめぐらしてくださってました?この欄を通して私の元気度を測って待っていて下さいました方々に長い疎遠をお詫びしつつ 「続北海道編」へと。

この「魔性の池」が私の燃え立つ心(8月は焦燥と力みのメラメラ燃え)をどれだけ抑え そして静かなる立ち上がりを支えてくれたことでしょう。
「ブルーを好む人は 落ち込んでいる時か 心の消炎作用を求めている時ですよ」と仰った方の コメントが今心に沁みます。

ここへは曇り気味の夕方連れて行ってくださいました。
この池を垣間見た途端 声を呑み足が止まりました。引きずり込まれるような透明感のあるブルー 物音一つしない周囲 自然現象で立ち涸れした古木 湖面に映る樹木(この程度の写真じゃ到底伝わりませんが でも少しは・・・ね)どれもが私の心情を揺さぶるように 捉えました。

「どうしよう〜〜〜この池のブルー ううん 全てに魅せられ池に思わず足が踏み出して行きそう」と先輩にポロリと漏らしました。その時私はかって読んだ渡辺淳一の「無影燈」の世界に入り込んでいたようでした。舞台は支笏湖でしたが・・・。

多くを語らず〜〜。
皆さんも「魔性」の世界へどうぞ。この場所は何処かって?しばし ナイショ。 


「さちこち」バックナンバー目次へ戻る