2005/11/18 (金)

宮崎へ

千葉県四街道市の滝下むつ子さん(詩人 挿絵画家)と宮崎へ行って来ました。2度私の舞台をご覧になり 「九州の女の一生の舞台を是非私の故郷宮崎で そして田舎の母に見せたい!」とその切なる滝下さんの願いよ届けとばかり 私も直に関係者に会って!〜〜 二人三脚をしました。

彼女も個展など大変忙しい方。
でも昔から言うように忙しい人ほど良く動く 叉頼めと。お互い過密スケジュールのなか県庁 宮崎各都市を廻ってきました。

まほろば 古墳群 たゆたゆと流れる大淀川 町並み〜〜そのどれもが ”ほっと一息”をもたらしてくれます。しかし廻った所は数ヶ月前の台風の影響で 市の財政はパンク状態。
時おなじく航空自衛隊の基地を持つ町には普天間基地問題で「おらが町にアメリカ兵が?!!」と大変な問題が降って湧いておりました。

むつ子さん曰く「だからこそ! 今だからこの舞台が必要なんです!犠牲になり 泣くのはいつも弱い一般庶民ですよ」
「じゃよ じゃよ(そう そう)」と行政側。

良い出会いがありました。膝を交えれば皆さん本当に心優しい方ばかり。熱意は伝わる その時纏まらない時は 機が熟していないだけと二人で話つつ南国宮崎を去りました。

空港のソテツが風に託し「叉おいでよ」と揺れているようでした                              (写真は 宮崎在A氏の自宅裏庭のみかん畑で)





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