2007/03/02 (金)

雛ケーキ

心の冬眠から醒め ゆっくりですが ”自身の啓蟄”に向けております。

3日はひな祭り。なぜかこのお祭りだけは 「春を待つ心」と相通じるのでしょうか〜〜胸がほっこり 心がほころび始めるのです。
私の幼い頃は 3段飾りなんか持っている友人は居ませんでした。娘にも転勤族に相応しいように小型ケース入りを求めました。ただ母は仕事の合間を縫って「ちらし寿司」を作って2〜3人の友人を招いてくれました。

あの日 どんなに嬉しかったか。楽しかったか。50数年前になるのですね・・・・。たった一つで良い 私は娘から「嬉しかった!」といわれる女の子のお祝い日をしてあげただろうか〜〜。

娘からアメリカでも「雛ケーキ」を作ったと写真が届きました。
「バレンタインが日本に広がったように日本の伝統の文化”ひな祭り≠ェ広がるといいな〜〜Good Taste! HINA Cake!!と言われながら」と手紙も入っていました。

母のちらし寿司 私の?? 娘の雛ケーキ。女の3世代に思いを馳せるひと時となりました。
     (写真:アメリカで売りに出した娘の雛ケーキ)





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