2010/09/10 (金)

長月・・・?

  ”見苦しや 残る暑さの 久しきは"  高浜 虚子

新聞のコラムで見つけた句に ひとしきり納得しました。解説に「季節に向かって文句をつけている句」とありましたが あの時代の虚子さえ文句をつけたくなっていた時期があったのだ・・・少し愚痴るのをやめましょうか。

外気30度と言われても驚かなくなった自分の皮膚感覚の麻痺が少し恐くなりました。
麻痺は政局感覚に及ばないように〜〜異常ヒートの代表選は病み上がりの私の身に「ちょっこし響く」のです。

誰かの弁に『政治は情念であり、政治家は情念で動く』とありました。面白い一文だったのでそのまま記載しますね。

ーー今回小沢さんが立候補したのは菅さんに対する情念にしか見えない。自分と鳩山さんが首を差し出して党を守ったのに、菅首相は露骨な脱小沢路線を推し進めた。そのくせ参議院選はぼろ負け。「これ以上、菅の好きなようにさせてたまるか。もう静かにしてろなんていわせないぞ」とメラメラ燃えている親分を見て子分たちも俄然情念を燃やしたーーー(毎日新聞 9/4 テリー伊藤の現場チャンネル)

この後、文はーーでは菅陣営は〜〜と続くがこのあたりで止しましょう!

マスコミを席捲する一国の総理大臣選挙は国民の声を本当に聞き入れるのか「ちょこしならず大いに気になる」所ではありますが。  写真:(代表選出馬の日、TVにて)




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