久留米市立田主丸中学校。ここが公演初日の学校です。この「月光」は中学生の前ではまだ1度もやった事がないので興味しんしんでもありました。
この話の橋渡し的役割は4月まで同校の国語教師だった大江万里子先生が奔走してくださいました。校長先生が中近東の日本人学校で教鞭を執っていらしたお方で話が一気にピアニストのドイツ留学の話になったりして、和気藹々・・・。
さあ準備の為体育館へ。う〜〜ん冷える。あのだだっ広い体育館に大きなストーブが2台。万里子先生が提案しなかったら”暖”は取れなかったのです。
先生方も音響・照明と授業の合間手を貸してくださる。壇上横に電気ストーブを付けて貰う〜〜しかし暑がりの私でさえ『鼻水』が出始めたぞ。ここからがピアニストは心身ともに音楽ーピアノに大敵の「寒さ」と戦わねばならなくなるのです。
中学生約600名は床に座り時にはジャージーを羽織ったりして語りとピアノに耳を傾けてくれました。代用教員・特攻隊〜〜こんな言葉が判るだろうか。心配でもありました。相対的にやはり女子中学生が”お姉さん的”で大人かな〜〜そんな1時間でした。
帰りには校長先生が「ウイーンで聞いているようなピアノ演奏でした」と海外赴任体験者らしい弁で見送ってくれました。
写真:(中学校へわざわざ来校。自称追っかけの後援会の皆さん)
予定通り福岡空港へ。明日中学校公演が14時なので前入りしました。ピアニスト中島裕紀さんは仕事を終えての同行となりさぞお疲れだろうな〜〜と思い野菜たっぷりの自家製機内食弁当作っておきました。「おいしそうですね!」とキャビンアテンダントさんが弁当を覗き込み仰る。いい気分転換になりました。
ともかく楽しんで公演をしましょう、と約束していたので気合は満ち満ちながらも「どんな出会いが〜〜」とワクワクもある到着日でした。 写真:(福岡空港到着構内)