13日・20日「新井英一コンサート」(南大沢市民会館)と「月光の海 ギタラ」(紀伊国屋ホール)へと参りました。
新井さんのコンサートのテーマは「元気・命いっぱい抱きしめて」でした。”震災後みな暗い顔をしても何の役にも立ちません。動ける人間は元気に自分の命を燃やし続けなければ・・”と挨拶文にありました。
神戸震災ではギター一丁抱えて避難所を廻った新井さん!腹の底をかき回し発酵したような情念の声を出す新井さん。アンコールの「青葉城恋唄」はしびれました、泣きました・・・。
一方加藤剛さんが舞台化を熱望し企画された「月光の海 ギタラ」は1993年映画化された「月光の夏」に続く毛利恒之先生の渾身の作品です。
数年ぶりに舞台で拝見した加藤さんーー沖縄の孤島の崖(ギタラ)に佇み、半世紀前の秘めた苦悩・葛藤を枯淡の心境で見事に演じられていました。イヤ舞台化を熱望されるだけあってその姿勢、一挙手、一投足が主人公速水圭一郎そのものでした。
この時期だからこそ”元気だそうよ!”と”今1度平和である事を!”を心に再浸透したライブでした。
写真:(チラシ2枚)